東京身代り不動尊の紹介
身代り不動尊の歴史と参拝
身代り不動尊(大明王院)は、元禄年間に武蔵の国荏原郡に悪疫が流行した際、諸国を行脚していた祐天上人が不動尊を尊信するよう教え、土地の人々がこれを信仰したところ悪疫が去り、本尊の霊験あらたかなるに感謝して堂宇を建て神社に安置したものです。 その後、明治維新の際の排仏棄釈に会い一時民家に移されましたが、開山喜衆聖人が明治37年に開眼法要をなして現在の場所に移しました。 今では、厄除・交通安全祈願の身代り不動として、一年中参拝客で賑わっています。
東京身代り不動尊は、真言宗醍醐派別格本山大明王院の東京別院として平成14年12月に建立されました。本尊は、本堂中央の不動明王です。
参拝・祈願時間の案内:参拝・受付・御守り販売は、9:00-16:30(毎週水曜日定休)【電話:03-3304-8911】
厄除けや恋愛成就で都内でも有名な寺院です。檀家を持たず、広く一般市民からの参拝者が多い寺院です。よって、他宗派や無宗教の方でも気軽に参拝したり、本堂にて気軽に護摩参加ができます。
また、祈願の申込みは、厄除けが多いです。勿論、厄除け以外にや家内安全、交通祈願、学業青樹や商売繁盛などもあります。
東京別院は平屋建てです。受付・本堂・休憩室が全て同じフロアにあります。段差は無く靴のまま入れます。本堂は、椅子席ですので祈願の時には楽です。
身代り不動尊の信仰と意義
身代り不動尊とは大日大聖身代り不動明王と言います。不動尊は怒形を示し、厳しい形相を現し三毒や悪を折伏、青黒色は大猛威金剛不壊と慈悲心の象徴であり、右手の利剣は智体と折伏、絹索は大乗の収摂を表し、一眼で天を睨むは向下心で現実に即し、背の大火炎は大智慧を以て悪行煩悩を焼き尽くし、大盤石乎不動にして動揺せざる姿を顕現しています。
大日大聖身代り不動を祈願信仰により、加持感応、功徳、利益、霊験、信力、加護、甚深無量なり。
東京 身代り不動尊へのアクセス方法
車でのアクセス
中央高速高井戸から環八へ、環八中の橋から上り方面東八道左側
公共交通機関(電車+徒歩)でのアクセス
京王線上北沢駅または八幡山駅から徒歩15分(タクシーで5分)